2001年
劇団あさひやま「ピーターパン」
オリジナル・サウンド・トラック
"Peter Pan"
Asahiyama Theatre Troupe's Original Sound Track
劇団あさひやまの記念すべき第1回上演作品。ごnもこのとき初めて編曲と指揮を経験。曲は主にディズニー映画「ピーターパン」からそのまま引用したり、リムスキー・コルサコフの「シェエラザード」をアレンジしたりしていました。ただ、いくつか自分で書いたモノもあったので、こちらで公開します。今となってみればぎこちない編曲ですが、それはそれで良い思い出でしょう。

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1 ネバーランドの隠れ家 このフレーズ、「ハリーのテーマ」としても使ってますね。こんな短い曲でも1曲としてカウント。大太鼓一発で大砲を表現するだけの曲も、立派な「1曲」。この曲に続くティンカーベルの無声劇が見物でした。
2 首長タイラー 北米先住民の首長登場のシーンで使われた曲。アメリカ大陸というより、中国大陸っぽい感じがしないでもない。本番では誰がステージに連れて行かれて首長達と「ドレミの歌」を歌うことになるのか、オーケストラ側は結構ドキドキしてましたね。
3 フックの罠 何やら時代劇みたいな曲。水戸黄門か? この短さは「曲」というより「効果音」と言った方が近いかも知れませんね。この曲の勇ましさと、それをバックに行進する小さな海賊達のかわいらしさのミスマッチが良かったなぁ。
4 海賊は頭がいい この劇の役者達にはマイクがなく、フルオーケストラの音に地声で勝負していました。だから基本的に音が入るのはセリフの合間や幕間だけ。だからこんなに短くないとダメなんです。雰囲気を作ってすぐに終わり。それにしても「どうだ、海賊は頭がいいだろう!」、スミーの演技は光っていたね。
5 今、助けに行くぞ! いろんな楽器がそれぞれいろんなメロディを弾いているのですが、何しろフルオケですから、これだけ音が重なるとみんな埋もれちゃってますねぇ…。客席後方から登場し、舞台めがけて駆けるピーターパン。お客さんの座高とほとんど変わらない、小さなヒーローでした。
6 戦いの終わり ここでまた「ハリーのテーマ」。最後のスネア3発、「大勢で叩いているような音を出して」という注文に、太鼓裏に張ってあるスネアを緩めることで応えてくれました。小学生とは思えないあのフック船長の演技力はすごかった。貫禄と茶目っ気の両方を持ち合わせていたね。